空気が乾燥する冬は喉や鼻などの粘膜も渇きがちになりますから、インフルエンザウイルスに感染してしまう人が増えます。
インフルエンザは罹った本人はもちろん、看病をする家族も気力や体力を消耗させてしまいますから、日ごろから体調を万全にしておくことが大切です。
バランスの取れた食事や十分な睡眠など、日ごろから身体の抵抗力を高め、インフルエンザウイルスが体内に侵入するのを防ぎましょう。
さらなる予防方法として冷え取りを心がけましょう。
先日ご紹介した綿と絹の靴下の重ね履きをはじめ
下半身を温める「冷え取り」をすると体温が上がります。血流がよくなりますから、免疫力も強まります。
日ごろから冷え取りでインフルエンザを予防していきましょう。
インフルエンザとは
インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することで罹ります。
インフルエンザウイルスに感染すると、突然38度以上の発熱が現れます。
咳や鼻水など風邪と似た諸症状が現れることが多いですが、特徴的なのは全身のだるさや関節痛、頭痛などです。
どれほど水分を摂り休養をしても体調は大幅に改善しされることはなく、辛い症状はウイルスが排出されるまで3~5日程度も続きます。
小さい子供や仕事をしている人、高齢の人などは事前に予防接種を受けることも多いですが、ワクチン接種を受けたからといって絶対に感染しないというわけではありません。
インフルエンザは咳やくしゃみなどの飛沫で感染しますので、予防にはマスクやうがい・手洗いがとても重要です。
冷え取りで免疫力を上げてインフルエンザを予防しよう
インフルエンザウイルスは抵抗力や免疫力が低下しているときに罹りやすく、重篤化しやすいと言われています。
体力に自信がある人でも激務が続いているとインフルエンザに罹りやすいですし、体力のない子供はすぐに学校でウイルスをもらってきてしまいます。
冷えを取り身体を常に温めて血の流れをよくし、新陳代謝を活発にさせることにより免疫力も上がりますから、子供から恒例の人まで日ごろから冷え取りを心がけましょう。
靴下の重ね履きはシンプルながら冷え取りに非常に効果があります。
肌に触れる一枚目の靴下には絹の5本指ソックスを着用することがとても重要です。
絹は身体の毒素を排出させて、それを吸収してくれます。
その上から綿やウールの靴下を履き、さらにその上に絹の靴下を重ねます。二枚目の靴下から出される毒素を三枚目の絹の靴下でしっかりと受け止めてあげるのです。
そして一番上にウールの靴下を履き、外部の冷気から身体を守っていきます。
他にも
・腹巻をする
・定期的に運動をする
・しょうが茶など体が温まる飲み物を飲む
・シャワーですませず入浴してしっかり温まる
など日頃から体を冷やさないようにすることが重要です。
冷え取りを始めると「めんげん反応」が出ることがあります。
身体から毒素が出ることにより、身体の中が活性化します。
その過程の中で一時的に体調不良に陥ることがあるのです。
毒素を出し切りましたら次第に収まっていきます。
めんげん反応が出るようでしたら、それまで体が冷えて代謝が悪く免疫力も低かったということです。
冷えを取り体を温めることはインフルエンザの予防のみならず、他の病気の予防、健康維持に役立ちます。
身体の免疫力を上げてインフルエンザウイルスに打ち勝てる身体を作っていきましょう。