ココアは特に寒い冬には欠かせませんよね。
飲むとほっと一息がつける安らぎをくれる飲み物です。
そんなココアは今冷え性の方に注目を浴びています。
近年、「ココアはショウガよりもやや長く手足の冷え性を抑制する」という研究結果が発表されました。
そこで今回はココアを効果的に飲み、冷え対策に役立てる情報を紹介します。
ココアとは・・・ココアの豆知識と有効成分
ココアとはそもそもどのように作られているのでしょうか。
ココア粉末は、カカオ豆をすりつぶした「カカオペースト」から「カカオバター」と呼ばれる脂肪分を分離させてパウダー状にしたものです。
「純ココア粉末」を舐めると苦味を感じますが、これはカカオ豆本来の味なのです。
カカオ豆には抗酸化作用があることで有名なポリフェノールをはじめとして、むくみを改善する効果のあるカリウムや骨を作るために必要なマグネシウムなど、沢山の成分を含んでいます。
同じカカオ豆製品のチョコレートとは違い、脂肪分が少ないですから、美容と健康にも効果が期待できます。
ココアで身体が温まる理由
ココアに含まれる「テオブロミン」と「ポリフェノール」という成分は、冷えた手足をじんわりと長く温めてくれます。
「テオブロミン」という名前を聞きなれない人も多いことでしょう。
これはカカオ豆だけに含まれる苦味成分で、血管を拡張する効果があると言われているものです。
「ポリフェノール」も苦味の成分です。こちらも血流を改善するほかにホルモン促進にも効果的と言われています。
この二つの成分は、身体にリラックスをもたらす副交感神経に作用するといわれています。
ココアは、心身ともにリラックスが出来、なおかつ血流が改善される優れた飲み物なのです。
ココアを持続して摂り続けていると、血流が改善されていきますから、体質改善も期待できますよ。
冷え対策にココアはいつ飲むと効果的?
ココアはカフェインが少ないですから、夜寝る前や日中など時間を気にせず飲むことが出来ます。
しかし、冷えを防止するためには朝飲むことをおすすめします。
人の体温は朝起きたときが一番低いといわれています。ココアを飲むことで体温を上げ、代謝をアップさせていきましょう。
また、ココアは脂肪分が少なくお腹にたまりやすいですから、朝一杯飲むだけでも一日の食事の量を自然と減らすことが出来ますよ。
温かい飲み物が苦手という方にはアイスココアでもある程度の効果が期待できるようですから、継続して飲むようにしましょう。
毎日続けていると血流が改善されて手足がぽかぽかになり、冷え予防や冷え改善につなげることが出来ますよ。