日本は冷え性の人が多い国とはいえ、当然冷え性でない方も大勢います。生まれつきの体質もあるでしょうが、生活習慣により冷え性になってしまうこともあります。
それではどんなことが冷え性で悩んでいる方と、冷えで悩まない方の違いがあるのでしょうか。冷え性になってしまう原因は何なんでしょうか?
冷え性の主な原因
冷え性の原因として主なものに
があげられます。
もちろん、この3つ以外にも特定の病気が原因で冷え性になってしまうということもあります。
特定の病気でないかぎり、生活習慣による原因としてはこの3つが冷え性の大きな原因です。
体を冷やさない食事、食生活を、適度な運動、ストレスが少ない生活を心がければ、かなり冷え性は改善できるはずです。生まれつき体質で冷え性という方でもこの3つのポイントをしっかり意識して生活すれば冷えで悩むことも少なるはずです。
冷えの最大の原因は血行不良
食生活の乱れ、運動不足、自律神経の乱れはなぜ冷え性の原因となるのでしょう。それはこれらの原因が血行不良を引き起こすからです。病気もそうですが、ようは血液の流れが悪くなることが冷えの最大の原因と言えます。
冷房や服装も冷え性の原因
逆もまた然りで、冷えることにより血管が収縮して血行が悪くなり、体を冷やす原因にもなります。冷房や服装などで体を冷やすことも冷え性に拍車をかけることになります。
夏場に冷房を使うのはしょうがないことですが、冷房の効きすぎにより体を芯から冷やしたり、外の気温との差が激しすぎることにより体温調整がついていかず、自律神経が乱れ血行を悪くして冷え体質をつくる原因にもなります。
服装も体を締め付けすぎるものは、血行を悪くしますし、本来冷やしてはいけないおなかまわりや足を露出する格好は体を冷やしてしまいます。
冷え防ぐ血流を良くするのが冷え性対策
このように血行不良が冷え性を体質をつくり、外部からの冷えが血行不良を引き起こす原因にもなります。冷え性体質を改善するには食生活や運動などで血流を良くすることを心がけながら、体を冷やさない服装を身に着ける、環境を作ることが大切です。
冷え性の原因をまとめ
- 体を冷やす、血行を悪くする食生活(栄養バランスの悪い食生活、不規則な食生活)
- 運動不足
- ストレス
- 体を冷やす服装(薄着、血管を締め付ける服装)
- 体を冷やす環境(冷房など)
- 生まれつきの体質