冷え性で悩んでいる方の中でも特に足の冷えで困っている方は多いようです。夏でも靴下をはかないと足が冷えて眠れない。冬は足先がしもやけになるなど。ここでは足の冷えに注目して原因と改善方法を考えていきたいと思います。
足の冷えの原因
手先や足先など体の末端に行くにつれて血管も細くなり冷えやすくなります。それに加えて自律神経の乱れや足先を締め付ける靴など血行を悪くする要因が重なると足の冷えにつながります。また足裏の角質ケアも大切で、角質がたまった状態だと足裏が固くなり刺激が伝わりにくくなり足の血行促進を妨げる原因にもなります。
足の冷え対策
冷え性の方は日ごろから意識的に足の血行を良くすることを心がけましょう。
足の冷え性改善に効果的な簡単にできる足の運動や足ツボマッサージや足浴についてご紹介します。
つま先立ち
つま先立ちをするときにふくらはぎの筋肉をきゅっとしぼるイメージをして一日数回行いましょう。ふくらはぎは第2の心臓ともいわれ、血液を流すポンプの役目をしてくれます。このふくらはぎの筋力が衰えると血流もわるくなるので、つま先立ちでふくらはぎの筋肉を鍛えましょう。
足でグーパー
手が冷えるときに、手を握ってグーにしたり、開いてパーにしたりを繰り返すと血行が良くなるのと同じように、足でもグーパーを繰り返すと足先が温まります。足裏の筋肉がついて外反母趾の予防にもなるそうです。
足つぼマッサージ
足の裏には全身の反射区があり、足裏を刺激することで血行もよくなり健康に役立ちます。お風呂上りなどにローションなどつけて、「イタ気持ちいい」程度に足裏をマッサージしましょう。
足浴
バケツや桶などにひざ下までつかるくらいのお湯(通常より高めの温度42℃くらい)にしょうが汁(2~3個分)か塩をひとつかみいれて、15分以上つかりましょう。
寝ているときの靴下
足が冷える方で寝ているときに靴下をはくという方も多いようです。気を付けなければいけないのは、足裏からは大量の汗が出るので、汗で湿った靴下は熱を奪ってしまい逆に足を冷やしてしまうこともあります。できればつま先のあいたレッグウォーマーやサポーターなどが寝ているときの足の保温には向いているようです。
つま先とかかとあいている遠赤外線足首サポーターや つま先だけだしてはく足湯サポーターなどがおススメです。